2024年8月16日
【 金利のある世界 】 ~住宅ローンはどうなる?~
長年のマイナス金利政策も解除され、日本も「金利のある世界」に本格回帰することになりました。このことがプラスかマイナスかはそれぞれの企業や個人によって違いますので一概に言えませんが、住宅ローンを持っている個人にとっては不安材料になりますね。ずいぶん前から低金利(変動型)が当たり前になっていましたので、現在、住宅ローンを組む方の8割以上が変動金利を選択しています。
しかし今後は上昇していくかも!?となると、固定金利に借り換えしようかと考える方もでてくることでしょう。
多くの住宅ローンには、5年間は毎月の返済額が変わらないという「5年ルール」と、さらに、5年経過後の6年目からの毎月の返済額は、それまでの返済額の125%の金額までしか上げられないという「125%ルール」があります。これらは一時的に急激な変化を抑制するための仕組みであり、安心感はありますが「総返済額を減らす」ものではありません。
毎月の返済額が急激に変化しないとはいえ、住宅ローン金利の動向は注視しておく必要がありそうですね。