「2024年問題」という言葉を耳にしたことがありますでしょうか。来年4月１日に施行される働き方改革関連法によって、物流業や建設業に影響が生じる様々な問題のことです。　

　

　特に注目すべきは、時間外労働の上限規制です。今までは自動車運転業・建設業・医業では、上限規制が猶予されていましたが、今後は時間外労働に上限が設けられることになります。　　

　

　

　　　

　これらの上限時間を超えた場合は罰則もありますので、それぞれの業種の特性を踏まえ、時間外労働への対策や時差出勤、時間年休といった取組みを出来るだけ早く具体化していく必要があります。まずは自社の残業時間がこの基準を満たしているか確認してください。　

　

　なお、例外にあたる業種の皆様は、特別条項付き時間外労働・休日労働に関する協定届（サブロク協定）の締結が必須です。ご不明な点がございましたらご相談ください。